盛氏部隊の完成を遠いものにしている一番の原因は「素材確保の難しさ」だろう。
「覇王征軍」はある程度の素材候補があるが、「鈴鳴り武者」は排出中では「南部信直」しか素材がないし、「天焉相克」もかなり少ない。
唯一の「鈴鳴り武者」素材(排出中では)の「南部信直」は、【特】にもかかわらず、現状で400万銅銭以上で取引されている。
S2出しから狙う「鈴鳴り武者」は、付与先に繰り上げ用に「再起ノ智勇」を付けておけば第一候補として合成が可能だし、レアリティBなので成功率が高い。
※繰り上げ用素材は白くじからも排出される。
カンスト抽選待ちではないのは、他の2つのスキルを付けた後、最後に極限スキルとして付与することを考えている人も多く、現状ではまだ「天焉」に苦戦している人が多いからだろうか。「天焉」をクリアした人が多くなってくれば価格はさらに上がっていくかも知れない。
いや、それとも発動率の27%に不安を感じている人が多いのかも知れない。
蘆名・今川・北条・織田の定番編成で北条以外を攻撃振りとした場合(軍師は北条が最も期待値が高い)、部隊兵法を含めた「鈴鳴り」の発動率は約69%しかない。
合成の成功率などから考えれば、5連続で発動しなくても全く不思議ではなく、それならと、弓が使える「騒速ノ神撃」を付ける人が多いのも理解できる。
ただし、4人全員に「騒速」を付けるとなると、「覇王」「天焉」を削ることとなるので(覇道系や「神光」を付けるために)、2つか3つしか揃えられない(効果150% or 175%)。
約69%が不安なら、約84%となる「覇王征軍」だって不安である。
これは偶然にもSSスキル1点狙いの合成の最高確率とほぼ同じである。この確率に絶対な自信を持てる人がどれだけいるだろうか・・・。
そう考えると、やはり最も重要なのは「天焉相克」だろう。
砲では使えないが、実質100%発動は大きい。
しかし、「天焉」素材は天戦くじからしか出ず、取引では全て1000万銅銭でも抽選待ちの状態であり、手に入る可能性は極めて低い。
そんな「天焉」素材に待望の救世主が登場した。
新【極】の本多正純のS2「鼓腹撃壌」の裏S1が「天焉相克」なのだ。
取引も可能な通常【極】での登場も嬉しいが、やはりS2出しで狙えるのが大きい。
S1素材の場合は基本的に空き枠が2つないと第一候補にもっていけないし、そもそも繰り上げに必要なC(第三候補)スキルの付与も困難なものが多い。
■取引可能な「天焉相克」素材
※S1を第一候補にするにはC以外にもうひとつスキルが必要。
本多正純ならレアDの「二葉心」を付与先に付ければ第一候補になる。
Cから狙える小田氏治に次ぐ良素材と言える。
※繰り上げ用素材のひとつ。斎藤朝信からの「騒速」の繰り上げにも使える。
だが、やはり高い!
画像はまだ早い時間だが、最終的には1000万銅銭でも抽選になっている。
余談だが、抽選待ちは「終了時間ギリギリで入札した方が落札しやすい」という都市伝説がある。
たしかに本当かもと思うような経験が筆者にも何度かあるし、実際に常に終了ギリギリを狙って入札している人も多いという。だから終了近くに入札件数がグッと増えるのだ。
以前は最初の入札者が落札という仕様だったのを修正したのだが、最後の入札者に変わっただけだったりしてw
信じるか信じないかはあなた次第ですw
本多が高額なのは、2枚極限突破で約84%という高い成功率での合成が可能なのだから当然だろう。
しかし、これが罠だ・・・。
真っ新なカードに付与するにはいいが、付け替えの場合は現状のスキルを繰り上げ用スキルで上書きすることになる。今まで苦労して付けた大事なスキルを消し、さらに84%での合成が失敗した時のショックは筆舌に尽くしがたい。
S1合成(現状スキルをあらかじめ消す必要がない)の約66%くらいでチャレンジしたほうが精神的にはいいので、皆もう入札はやめたほうがいいんじゃないかなw
とくに、廃様は入札せず、金くじで狙っていただきたい!w
我に素材を与えたまえ!w
ただ、この本多の登場から様々なことが推測できる。
まず、運営はこの盛氏による過度のインフレを「悪手」だとは思っていないということ。今期はこの盛氏関連で集金策を展開していくのだろう。
特殊候補に「天焉」がなる可能性も高くなったと思われるし(ただし、十分に課金させ合成失敗を繰り返し尽くした後w)、新たな素材や新たなスキルが投入されるかもしれない。
強力な追加専用SSスキルの期の途中での実装は「幽冥主宰大神」での前例もある。復刻天を使った極選くじ煽りがあるかもしれない。
しかし、対策スキルを含めて盛氏が弱体化される未来を想像しない人は皆無だろう。
記念すべき20章の情報が出始めたころにパック販売で関連スキルを売り出し、それが終るころに新章情報に「追記」として「バランスを鑑みて全ての武将のコストを調整します」などとし、コストを一律マイナス1にするかもしれない。
そんなおかしなことするはずがない?
いや、すでに「速度調整」と称して同様のことを行い、全く補填どころか説明すらしないという前例を作ってしまっているのだから・・・。
盛氏部隊の難しさは、「先行きの不安」が最も大きいのかもしれない。
もっとハッキリと言えばク〇運営に対する不信と不安だね。
全くハッキリと言ってないように見えますがw
※「モリつく①」記事内での数値に誤りがあり、4/1に修正しています。攻撃振り部隊と兵法振り部隊の兵法差は15%ではなく10%です。申し訳ありません。
※過去のシリーズ記事はサイドメニューからもご覧いただけます。
このページでは、株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像を利用しております。当該画像の転載・配布は禁止いたします。 (C)2012-2020 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.