オレはこの蘆名盛氏というカードがキライだ。防御マニアは皆キライだろう。
IXAを面白くなくするカードのひとつだと思うしモンクは言う。だが、ある以上は使う。
さて、早速だが先日手に入れた蘆名盛氏を使った部隊をつくっていこうと思う。
大コス武将を集めて「覇王征軍」「天焉相克」「鈴鳴り武者」を付けるだけで、他に選択の余地はないように思える。
これらのコスト依存スキルを活かすのが盛氏のスキルなのだから当然だろう。
確率:+42% / 対象 全
全攻:388%上昇 ※部隊総コスト25の時
確率:+70% / 対象 槍弓馬
槍弓馬攻:393%上昇 ※部隊総コスト25の時
確率:+27% / 対象 槍馬器
槍馬器攻:378%上昇 ※部隊総コスト25の時
違いが出るとすれば、「どの武将と組ませるのか」ということと、ステータスを「兵法振りにするか攻撃振りにするか」、そして鉄砲商人を入れて「砲で使うかどうか」くらいだろうか。
もちろん盛氏を攻防どちらで使うのかという迷いもある。
今まで足利義輝や細川ガラシャなど攻防で優秀な武将の1枚目は迷うことなく防御にしてきた。
しかし、コスト5.5(極限突破時)の防御武将は盛氏含めて2種しかなく、防御の部隊総コスト依存スキルは「布都御魂ノ鬨」を超えられないことを考えると、現状では攻撃で使うべきだろう。
部隊を組む武将については、幸い定番編成ともいえる「今川義元」「復刻・北条早雲」「織田信長」を所持している。他にコスト5.5(極限時)は持っていないので他の武将選択の余地はない。
もし覇の「黒田如水」を持っていれば悩むところだろう。
「落石の計」などが出回っている事、「鈴鳴り武者」の発動率の低さを考えると、今川ではなく黒田にした全員兵法振り部隊が安定しているようにも思えるし、もちろん今川のままで兵法振りというのもおかしな話ではないと思う。
しかし、数字上(期待値)ではやはり今川攻撃振り部隊が最良とでる。
例えばオレの想定する部隊の期待値は以下の通り(※付与スキルの説明は後日公開予定です。今回はあくまでも比較のための参考数値として見てください)。
- 北条のみ兵法で他は攻撃振りの場合の期待値:約6,710万
- 上の編成で「落石の計」1つ受けた場合の期待値:約5,310万
- 全員が兵法振りの場合の期待値:約5,221万
- 上の編成で「落石の計」1つ受けた場合の期待値:約5,146万
全員が兵法振りの場合は「落石の計」を受けても落差は少なく安定していると言えるが、それでも攻撃振りの方が火力はかなり高いのだ。
「落石の計」を受けると今川の攻撃力3倍という圧倒的なメリットが活かされないが、逆に考えると、本来は70%減となるところが今川効果で実質10%減(元の攻撃力と比較して)に抑えられているのである。
つまり、元は1の攻撃力が今川効果で3になるところが、「落石の計」により0.9になってしまうが、もし、今川がいなければ0.3なのだ。
効果が莫大なスキルを付けるのだから、基本攻撃力(兵数×兵士攻撃力+武将攻撃力)は出来る限り高くすべきであり、今川以上の武将は他にはない。
- 黒田・蘆名・北条・織田の全員兵法振りの場合の期待値:約5,327万
- 上の編成で「落石の計」1つ受けた場合の期待値:約5,303万
- 上の編成で「落石の計」2つ受けた場合の期待値:約5,295万
初期スキルが赤備えにかかる分、今川兵法振りよりも期待値は若干高い。
落石を受けた場合の期待値は今川攻撃振りとほぼ同等。落石を2つ受けた場合はかなりの差をつけて黒田編成が上になる。
※最初と同じ想定スキルでの期待値(赤備え)。
また、軍師1名の攻撃振り部隊と全員兵法振り部隊ではスキル発動率(部隊兵法)が15%10%も違ってくる。これは大きい。スキルが発動しなければ基本攻撃力が高くても意味がないのだから。
期待値とはこれに近い数字が出るという意味ではない。何回もの突撃で出た攻撃力の平均の予想値である。大事なところで最小値が出てしまう可能性もあるわけで、15%10%の兵法差はその危険を大幅に減らしてくれるし、最大値がでる可能性も高めてくれる。
ソロ合2部隊で考えた場合には、今川を外して黒田を入れた全員兵法振りとし、今川はお供の部隊で足利義輝などと組ませるなど、もっと良い編成があるのかもしれない(実際に戦場で見かけるが、数字は未検証)。
- 北条のみ兵法で他は攻撃振りの場合の最大値:約7,910万
- 全員が兵法振りの場合の最大値:約5,668万
長くなってしまったが、攻撃振りと兵法振りの優劣を判断するのは難しい。盛氏部隊に限った事ではなく、これはIXAの初期から続く難題だ。
今川があれば、「落石の計」があるから攻撃振りは全く意味がないという訳でもないし、「落石」はスキル枠1つの防御効果がなくなるのだから、防御側の弱体化にはなっている。
ソロ合で通常の城主に突撃するなら「落石」がない場合も多いし、期待値信奉者で今川しか選択肢のないオレは、やはり攻撃振りでいこうと思う。
ただし、「落石」を2つ以上食らうと、兵法振りの方が期待値は上となるので、「落石」多数の城(制圧戦など?)で使うことが多い人や今川のない人は兵法振りが良いのかも知れない。
ちなみに「鉄砲商人」は使わない。
火力がかなり上がること、槍弓馬系の全てで使えることなどメリットは多い。
しかし、期間限定兵を有効に使う事や生産コストを考えると、砲なしで火力が出せることがオレにとっては一番の魅力だ。
そして、もちろん「神光征軍」は入れる。もう「神光」なしの速度には耐えられない。ソロ攻撃オンリーなら尚更だ。
だから、決して最高火力を目指す部隊ではない。
なによりもソロ合(および本影合流)での使い勝手を最優先に考える。
目指すのはソロ合の2部隊が平均して強いのではなく、できる限り盛氏部隊に火力を集中させた部隊。
経験値稼ぎのための育成素材部隊と組んだり、資源回収部隊と組むことも多いので、盛氏部隊単体での火力を確保できるようにするためだ。
要は、オプション(連れの部隊)によって様々な用途に使える部隊にしたい。
- スキルを最大限に活かすためにコストは25(+3補正含む)の部隊 。
- 砲は使わない部隊。神光と覇道系は入れる。
- ソロ合での利用が前提だが、単体での火力や利便性も重視する。
そんなことを考えながら、攻撃部隊をつくっていくシリーズとして次回に続きますw
なんか真面目くさった記事ですが、まあがんばってくださいw
終わったわけではありません。力をためているのですw
※4/1修正:攻撃振り部隊と兵法振り部隊の兵法差について数値を修正しました。
※過去のシリーズ記事はサイドメニューからもご覧いただけます。
※検証に使った数値のスキル編成は後日の記事内で公開します。スキルの編成により、記事とは違う結果になる場合もあります。
※本記事は当時の状況や心情に沿って書いており、実際の現時点での合成進捗状況とは異なります。